2016黒部ルートの旅その5(黒部ルートその2:上部専用鉄道) [中部地方の旅行記]
途中小説でも知られている高熱隧道を通ります。
↑こちらの車両に乗ります。かなり小さな車両です。
↑欅平上部駅駅名標。
↑機関車は蓄電池車となっています。
高熱区間を通るため架線は張れませんし内燃機関でも引火する危険があるからです。
↑車両はかなり小さいです。奥側のロングシートに6人、
手前のロングシートに4人掛けで定員は10人+案内人です。
この車両が3両。そのため1回の募集人員が10人×3両=30人となるわけです。
自分は最後に乗ったので手前の左端の席となりました。
↑いよいよ進んでいきます。途中仙人谷までは戦前に開業したものです!
↑車両にある案内板。この右隣にはワイパーがありますが手動となっています。
↑途中高熱区間に入り扉が開けられました。
たまたま一番扉に近いところに乗っていたため、案内人の方に
外へ手を出してみるよう言われました。
出してみたところ熱いというほどではありませんでしたが確かに温かかったです。
硫黄成分がすごいため2年ごとに線路を取り換えなければならないそうです。
↑高熱隧道区間を抜けた後一度トンネルを抜けて橋の上にある
標高859mの仙人谷に停車します。
↑仙人谷に停まった機関車。外に出たといっても橋の上です。
↑進行方向右手には仙人谷ダムがあります。1940年に竣工。
欅平駅隣にある黒部川第三発電所の発電のためのダムとなっています。
↑仙人谷駅駅名標。
↑この辺りの峡谷は本当に深いです。
なお進行方向左手には関西電力職員の宿舎があります。
この仙人谷から黒部川第四発電所へ通勤している方もいるそうです。
さて更に進みます。途中中島みゆきがNHK紅白歌合戦で地上の星を歌った場所を過ぎ
終点の黒部川第四発電所へ到着します。
↑黒部川第四発電所前駅名標。標高869m、欅平上部から69m上ったことになります。
↑黒部川第四発電所、俗に言う「くろよん」へやって来ました。
↑黒部ルートの中間点とも言え、見学のためにまとまった時間をとるところとなります。
↑時間は11時少し前、11時40分までの間見学時間となります。
黒部川第四発電所については次回紹介します。
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