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2017年秋熊本の旅その10(寒の地獄旅館、魅惑の冷泉と夕食) [九州地方の旅行記]

前回の続きです。牧ノ戸峠を過ぎて少しして
3日目の宿に到着です。
今宵の宿は寒の地獄旅館です。秘湯を守る会の会員宿。
熊本旅行でありながら大分県ですが、秘湯を守る会のスタンプ稼ぎです。
熊本の産山村にも秘湯を守る会の宿はありますが
今回は寒の地獄温泉に魅力を感じての選択です。

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↑宿の入り口はこんな感じ。

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↑温泉(冷泉)の流れる川です。ここは本当に水量豊富です。

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↑旅館入口。昔ながらの立派な建物です。

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↑通された部屋は2階のトイレなし和室。
最初から布団が敷かれているのでチェックイン早々のんびりできます。
寒の地獄温泉はその名の通り冷泉で源泉温度は14度。
7月から9月は冷泉のみに浸かって凍えたらストーブで暖をとる冷泉浴が知られていますが
今回は10月なので冷泉だけは入浴できません。
ただし見学は可なので次真夏に来た時のために見ていきます。

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↑こちらが冷泉の浴槽。2つあり混浴で水着などを着用して入浴します。

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↑13~14度の冷泉、そして湧出量は毎分2,160リットル!
1ヶ所の温泉旅館でこれだけの湧出量は全国屈指ではないでしょうか。

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↑冷泉行進曲なる歌詞もあります。これを歌って冷たさに耐えるのですね。
ということで見学終了。温泉へ向かいます。

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↑温泉脇には囲炉裏があり温泉卵がゆでられています。
源泉は冷泉なので当然ながら過熱しなければゆで卵はできません。

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↑そしてこちらが大浴場の浴槽。40~41度くらいに加熱されています。
そして右側にある白い湯舟はちょっとぬるい冷泉です。
ちょっとぬるいといっても20度もないでしょう、とても冷たいです。
温泉で体を温めた後浸かりましたがとても冷たい、でも独特の気持ちよさも。
湯の花もたっぷり、もともと水風呂は苦手なのですがこれは結構癖になりました。

他に予約なしで利用できる貸切風呂がいくつかありますが
冷泉の気持ちよさで滞在中は大浴場ばかり利用していました。
脱衣所には鍵をしまえるコインロッカーもあります。

そしてもう一つの楽しみである夕食。これもとても楽しみでした。
溶岩プレートのある食事処で食べます。

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↑最初に並べられていたのがこちら。
前菜が馬鈴薯鮪酒盗添え、クリームチーズ山椒和え、煎り銀杏、
炙りへしこ、貝柱と干椎茸のアヒージョ、茹で落花生。
小鉢がごま和え、酢の物が石蒪蒟蒻と白きくらげ酢味噌添えです。

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↑先付けは馬刺し柚子胡椒カルパッチョ、虹鱒昆布締め、
湯葉刺しわさび醤油。馬刺しのカルパッチョは初めてですがおいしかったです。

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↑蒸し物は九重鶏卵彩蒸し、そしてメインの豊後牛と九重夢ポーク登場。

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↑阿蘇の溶岩にのせて焼きます。刺さっているのは鮎の塩焼き。

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↑茸の土瓶蒸し。肉もいい具合に焼けてきました。

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↑こちらは鱧揚げ出し。

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↑かなりお腹いっぱいになりました。ご飯はハーブ鶏炊き込みご飯。
おいしかったのですが満腹で一杯しか食べられず。
留椀は燻製鴨南蛮蕎麦でした。デザートはりんご。

ということでボリュームも満点、味付けも和風一辺倒ではなく
カルパッチョがあったりアヒージョがあったりと変化があって大変おいしかったです。
食後もまた温泉に浸かって幸せな一夜を過ごしました。




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